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2007年4月20日 (金)

医療と福祉の連携は

新年度が始まりましたが、前回も書いたようにリハビリテーションを取り巻く環境はますます厳しくなりました。混乱しているのが、介護保険でのリハ(通所リハ、訪問リハなど)を行っている方は、病院での医療保険のリハ(外来リハなど)が出来なくなったこと。これまでは実施日が同日でなければ大丈夫だったので、そのような患者様は何人もいました。デイケア(通所リハ)などを利用されている患者様を呼び止めては診察室で「もう病院でのリハは出来ません」と言うのは、周知期間がほとんどなかっただけにかなり無理がある作業です。事実、平均20分程度もかけて説明してきました。
デイケア利用と聞いていて、外来リハとの併用が出来ない時間をかけて説明し、納得してもらった後に、患者様に泣きつかれたケアマネージャー(CM)が、「あの方はデイサービス利用なので、外来リハは出来るのではないか?」と連絡してくる事例が何件もありました。専門職でもデイサービスと通所リハの区別に迷うくらいですから、患者様がわからないのは無理もありません。ただ、後で言ってくることで、説明した数10分と、患者様との信頼関係はどうなるのでしょう。
ひとりの患者様がどの病院の何科を受診し、どの通所リハを何曜日に利用しているか、などといった情報はケアプランを立てるCMが一番よく知っていると思います。今回の診療報酬改正は周知期間がほとんどなかったとはいえ、自分のクライアントがどうなるのかを考えて、早い時期に主治医に連絡するくらいのことをしてもよかったのではないでしょうか。CMやMSWがまず収集して対応策を考えるべき情報を、リハ部から教えてもらっているようでは情けないです。笠岡のあるCMは外来リハのニードが強いクライアントのために、4月のデイケアを利用しないことにし、説明書も持たせて僕の外来を受診させました。そんなことをしてくれるところもあるわけです。
どの病院の外来診察医にしても、その患者様のCMが誰かほとんど知りませんし、どの介護サービスを利用しているかについては興味もないのが現状です。外来カルテにもそんな記載欄はありません。病院のリハ専門職にしてもリハ計画書の介護サービス利用欄には滅多に記入してくれません。自分を含めて、病院の職員が医療保険の方にしか目を向けていないというのは問題ですが、CMやMSWは理解してもらう努力をしていますか? こういったことがITネットワークで早く解決してほしいのですが、いつになることか。

医師 はっしゅ

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コメント

「日経ヘルス21」の2007年1月号には、2012年の近未来フィクションが掲載されている。2012年とは、その年度から介護療養病床が廃止される年である。
 2007年時点では、80床の介護療養病床を経営するに過ぎなかったA氏。2012年夏。2箇所目のケアモールを開設。在宅療養支援診療所と介護事業所を併せ持つ。病院から転換した有料老人ホームに加え、更に、高齢者住宅を関連会社で2棟建設予定。

投稿: ともちゃん | 2007年4月21日 (土) 00時27分

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