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2007年12月 8日 (土)

栄養科通信Vol.4「たかが便秘? されど便秘!」

今回は老松町にお住まいの24歳Kさんからの「便秘で困っている」というお悩みにお答えします。0712082_2
快食・快便は気持ちがいいだけでなく、健康のしるし。便秘になると腸内の細菌が正常な働きをしなくなり、お肌があれたり、大腸がんの原因にもなります。
便秘と言っても、どの程度からが便秘なのかは以外にナゾですよね。実は「3日以上排便がない状態で不快な症状があり、日常生活に支障がある場合」と定義されているんです。


○便秘のメカニズム○
 口から食べ物を「いただきまーす」→胃から小腸に送り込まれた液状の食べ物のカスは、大腸で腸内細菌によって分解されます。さらに水分が吸収されて泥状になり、大腸を通過するとS状結腸にたまります。ここに半固形の便が一定量たまると、一気に直腸に送り込まれます。直腸は便の終着点で、便意が脳に伝わり、指令が出て肛門反射により便が外に出る。。。というしくみ。 
 
便意はある程度コントロールできるので、我慢したり、不規則な生活をつづけていると、便意を起こす感覚が鈍り便秘をおこしやすくなります。特に女性は、男性より腹筋が弱いこと、ダイエット、生理や妊娠に関するホルモンが腸の動きを悪くすることもあり、便秘が多いといわれています。

★快便生活のススメ★
では便秘解消のための食事のポイントをあげてみましょう。
①規則正しく食べてこそ!
 規則正しい排便を望むなら、まず毎日の食事から規則正しく!特に朝食は必ずとりましょう。朝一番に冷たい水か牛乳を飲むと胃腸が刺激されて動きだし、スムーズな排便につながります。


②水分を十分に!
日中忙しくても、水分不足とならないようまめにお茶を飲みましょう。


③やっぱり決め手は食物繊維!
食物繊維は水分を吸収して便を柔らかくし、便の量を増やしてくれます。スムーズな排便にはそれなりの量が必要。食物繊維の多い野菜や海草類、豆、芋類、果物をたっぷり食べましょう。一汁三菜という日本の食事はバランスもよく、食物繊維だけでなく水分もとれるためおススメです。


④適量の油をお忘れなく!
油は腸での潤滑油となり、便を出しやすくしてくれます。ダイエットのための油抜きの食事が便秘につながっていることがあります。でもとりすぎは体重増加につながるので、ほどほどに。


⑤腸に栄養!乳酸菌
腸内細菌を増やすために欠かせない乳酸菌。整腸作用を促進するオリゴ糖。これらをとることで腸イキイキ!お肌ぷりぷり!

 
便秘になったら、とりあえず便秘薬を使用しているという方も多いかもしれません。薬には強さ、習慣性などに違いがあるため注意が必要です。あくまでも基本は食事と生活の改善です。生活習慣と食事を改善して、さあ、明日から気持ちよくスタート!

こんな相談、あんな質問、何でもお気軽にご相談ください。

栄養科 管理栄養士 A子

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