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2008年5月 8日 (木)

栄養科通信Vol.9「第3回岡山県PDNセミナー参加報告」

Peg 先月の4月26日(土)、岡山コンベンションセンターで開催された第3回岡山県PDNセミナーに参加しました(PDN主催)。 Title                      
「ここまできたPEG」と題して岡山県下病院の医師、看護師が胃瘻栄養管理、絶食時の口腔ケア、スキンケア、固形化栄養について教育講演されました。


PEGは経皮内視鏡的胃瘻造設術(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)の頭文字から名付けられたもので、主に胃瘻(いろう)は口から食事の摂れない方、飲み込むことが出来ない方のための、胃に直接栄養を入れる『おなかの小さな口』のことです(下図参照)。

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世間一般でも広まりつつありますが、まだまだ知られていないのが現状のようです。また医療者(特に医師)にPEGの有用性が正しく理解されているか?というと満足のいくレベルには及んでいないようです。
今回のセミナーで最も印象に残ったことは
、「患者様にとって最適な栄養補給方法は何か多職種で検討し、患者家族と十分に情報を共有すること。PEGを食べられなくなってからの最終手段にするのではなく、『食べるためのPEG』として早期にPEGを実施し、必要なカロリーや水分を胃瘻から補給し、食べられるものを口から食べる。胃瘻をもうひとつの口と考え、リハビリを積極的に行い、症状が改善すれば口からの栄養補給に移行していくことができる。」と日比野病院 脳ドッグ室長の三原千恵先生が言われていたことでした。


当院も例外ではなく、PEGは食べられなくなってからの最終手段になっているのが現状のようです。
当院ではNST(栄養サポートチーム)が、日々患者様のために多職種でチーム医療を行っています。

この活動の中で情報交換をもっと密にして『食べるための元気になるPEG』を勧めていきたいと思います。これからも積極的にこのようなセミナーに参加し、現場に持ち帰り他職種に情報発信できるように研鑽を積んで、患者様に一番適したケアができるように努めていきます。 

栄養科 K.T

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コメント

ちょっと気になったので、、

食べるためのPEG?
ホントかな?

三原先生は(元?)脳神経外科の女医さんですが、脳卒中に対するPEGについての考え方はちょっと偏ってるかもしれませんよ。

脳卒中による嚥下障害に対するPEGについては、埼玉医療生活協同組合羽生総合病院徳永隆成先生が書かれた「摂食・嚥下障害に対する胃獲のエビデンス」(Geriat.Med.45(10):1289~ 1293,2007)やFOOD trial(Lancet 2005;365:764-72)なども参考にしてみるとイイかもしれませんよ。

投稿: Dr. Hideous | 2008年11月11日 (火) 05時08分

貴重なご意見ありがとうございます。
5月のブログですが見て下さりうれしく思います。
教えていただいた著書、文献をぜひ読んで参考にさせていただきます。
これからも研鑽を積んでいきますので「栄養科通信」をよろしくお願いいたします。

投稿: KT(改め つーちゃん) | 2008年11月11日 (火) 17時30分

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