糖尿病学会中四国地方会で発表しました。
11月14日(金)~15日(土)、山口県宇部市で「日本糖尿病学会中国四国地方会第46回総会」が開催され、演題発表をしました。
タイトルは「外来糖尿病患者の知識確認テストの成績と血糖コントロール」です。倉敷生活習慣病センターでは患者さんへの指導ツールとして日本糖尿病学会が作
成・配布している糖尿病健康手帳を配布しています。かかりつけ医療機関や主治医、現在の糖尿病の具合、検査データの経過を記録できるようになっており、糖尿病やその合併症についての情報も掲載されています。この手帳を配布した際簡単な知識確認テストを実施し、その集計結果について報告しました。
知識確認テストはHbA1cの目標値・自身の最近の値、低血糖症状、三大合併症、運動療法に適した時間、血糖値を上げやすい食品、食事療法のポイントの計7問、10点満点で作成し326名の結果を得ました。平均は5.8点、最も正解率が高いのが運動療法に適した時間の設問、低いのが血糖値を上げやすい食品を選択する設問で、正解は「ごはん・果物」ですが「マヨネーズ・肉・チーズ」との誤答が目立ちました。また罹病年数の長い群に高得点者(8点以上)の割合が高く、低得点者(4点未満)の群に血糖コントロールが良好な者の割合が高いという結果を得ました。当然知っておくべき知識が予想以上に身についていないこと、罹病年数が長くなると知識はあっても必ずしも血糖コントロールが良好ではないこと、その理由として加齢や生活環境の変化、病気への慣れなどが考えられました。この結果を踏まえ、健康手帳をひとつのツールとして日々の関わりの中でよりよい状態が維持できるよう取り組んでいきたいと思います。
余談ですが、学会の帰りに防府天満宮に寄りました。京都の北野天満宮、福岡の大宰府天満宮と並ぶ日本三大天満宮のひとつです。11月15日とあって夕方にもかかわらず七五三参りの家族連れをちらほらと目にしました。子供を囲んだ家族の晴れやかな様子は端で見ていても気持ちのよいものです。どの家族も子供の健やかな成長をお祈りしたことでしょう。そのうち勉学のお祈りになるのでしょうが、末永く「健やか」であってほしいものです。
倉敷生活習慣病センター 管理栄養士 momo
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