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2009年10月 8日 (木)

栄養科通信vol.26 『食欲の秋対策② ~低カロリー甘味料を知ろう~ 』

いつの間にか吹く風が涼しくなり、過ごしやすい季節になりました。 0910072          
いよいよ秋ですね。秋といえばモチロン「食欲の秋」。          
今回は前回に引き続き、食欲の秋対策第2弾、
低カロリー甘味料についてです。          
          
ケーキやチョコレート、饅頭など甘い砂糖を使ったおいしいお菓子は私たちを幸せな気分にしてくれますが、その一方で生活習慣病(糖尿病、肥満など)や虫歯になる原因にもなります。          
0910073 0910074_2 2007年の国民健康・栄養調査では20歳以上の成人のおよそ4.7人に1人0910075 は糖尿病の可能性があると言われており、自分がその1人にならないか心配になりますよね。そこで頭に浮かぶのは砂糖の代わりに使用される低カロリー甘味料

そもそも低甘味料とはいつごろからあるのでしょうか。歴史をたどると、終戦直後の0910076 砂糖を手に入れることが困難だった時代に甘味を補うためのものとして人工甘味料が登場しましたが、その安全性が問題となっていました。 最近では食生活が豊かになり栄養のとり過ぎによってダイエットが流行し、   私たちの甘味に対する強い要求に合わせた安全な新しい甘味料の研究開発がすすめられています。

低甘味料とは、砂糖に比べ甘味度が非常に高いため少量で必要な甘味を得られるものと、甘味度は砂糖と同程度で、体内で代謝されずエネルギーにならないものがあり、 どちらも低カロリーで糖尿病の方やカロリー制限をしている方も安心して利用できる食品です。  ひとくちに「砂糖=太る、肥満の原因」とされ、甘味料の方が優れていると考えている方も多いですが、甘味料にはない砂糖ならではの特性もあります。 ケーキを膨らませる、あんこをなめらかにし、つやを出す、カラメルの風味を出す、発酵を助ける、エネルギー源になる、防腐効果など。          
両方の特性をよく知って、上手に使い分け、日々の食生活にいかすことが必要です。

091008        

いくら低カロリーといっても砂糖も甘味料も度を越しての使用はいけません。砂糖のとり過ぎは肥満、虫歯の原因に、甘味料のとり過ぎはお腹がゆるくなることもありま0910077す。また、虫歯になりにくいと言っても食事を食べたらハミガキは必要ですし、甘味 料で作ったお菓子でも炭水化物や油脂は含まれているので、食べ過ぎては同じこと。作りすぎ、食べ過ぎには注意が必要です。           
そのカロリーの低さ、健康機能ばかりに目を向けるのではなく、やっぱり基本は毎日バランスのとれた食生活を送ること。           
食事を食べ過ぎたなあと思ったら、しっかり身体を動かしましょう。            
「食欲の秋対策」は「スポーツの秋のススメ」でした。
           
            
栄養科 管理栄養士 A子            
            
            

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