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2011年4月 8日 (金)

栄養科通信vol.44『災害・緊急対策に…お奨めしたい非常食』

今回の東北関東大震災で、最低限の水と食料は自分達で確保しておかなければ・・・と思った方も多いと思います。
そこで、飲料水の必要性や状況別の非常食についてお話します。

Blog1 まず第1に水!!
食糧は二の次・・・水が命綱になります。
人間は食事をしなくても2~3週間生きることができますが水なしでは3日程度しか生きられないと言われています。どのくらいの水が生命維持に必要かというと緊急時の
必要最低水分量は1人1日2.5~3リットル。多いと感じる人もいるかもしれませんが、それは飲料だけではなく食料に含まれている水分量も含んでいるからです。例えばおにぎりの重さの約60%、りんごの重さの約85%は水分です。なので、単純に水分だけなら少なくとも1人1日2リットルくらいの飲料水を3日分以上確保しておくと良いでしょう。またなんらかの食料があれば問題ありませんが、水だけでは1週間ほど経過すると体内の塩分濃度が下がり脱水症状を招くこともあります。塩も少量、水と同じ場所に確保しておくと安心ですね。
第2に食糧。高カロリーで気軽に摂取できるものを!
非常食のキーワードは、長期保存が可能で高カロリー、かつ手軽に摂取できることです非難時に持ち出すことを考えるならさらに軽量である必要があります。
糖尿病などのある方は異なりますが、重大性の高い非常時の状況別に説明をします。

◎非常袋に・・・高カロリーで軽量な非常食
「焼き肉のたれと水だけで3週間生き延びた」という話を聞いたことはありませんか。Blog2 まず避難中や救助を待っている間に非常袋に入れておくと安心なのが、高カロリーで軽量な食料。左記のものは全て大さじ1の分量だけで約100カロリーあります。日持ちや衛生面を考えると、お弁当や給食などで使われる1人分のミニサイズのものはとても便利です。ピーナツバターはたんぱく質も豊富に含むので栄養的にも優れた食品。マヨネーズを直にたべるの?とギョッとするかもしれませんが、重大非常事態にはそのまま食べてくださいね。
◎自宅に確保しておくと安心な非常食
Blog3 缶詰は便利でお湯や火が必要なくそのまま食べることができます。衝撃にも強く、防水機能もありますので自宅に確保しておきましょう。
肉や魚の缶詰と果物の缶詰があれば、とりあえず三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質をカバーできます。

◎食べ慣れた非常食
Blog4 状況が落ち着いてくると日頃から食べ慣れているものや甘いものが加わると、気分転換にもなります。避難生活が長くなる場合はマルチビタミンがあると体調管理に役立ちそうです。

非常食といえば「乾パン」が頭に浮かぶ方も多いと思いますが、Blog5_2 最近の保存食は技術が格段に進歩したためにとても美味しくなっています。少量の水を加えるだけで出来上がる「ごはん」、ケーキのように柔らかく甘い「パン」、ビスケットなどなど。非常食といっても単純に空腹を満たすためだけでなく、精神的にも良いおいしいものを選びたいですね。
備えあれば憂いなし。非常時の食糧不足や買占めなどのパニックを避けるためにも、各自が日ごろから考えて家庭内の非常食の備えや定期的な入れ替えを意識して行ようにしましょう。

栄養科 管理栄養士 ハッチ

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