« 脳ドックの食事について | トップページ | 新しい聴力検査機器が導入される予定です »

2011年7月 8日 (金)

栄養科通信vol.47『ノニってナニ?』

「ノニ」という果実をご存知ですか?
“ガン予防に効く”と一瞬話題になったような薄い記憶はありますが、私は今まで見たことも食べたこともありませんでした。

1 先月、友人に大阪北新地のきらびやかな飲み屋街の中にある小さな料理屋さんに連れて行ってもらいました。
そこで、メニューの中に『ノニジュース』を発見しました。
お店の人曰く、食前に飲んだほうが良いということで、勇気を振り絞って注文してみました。すると、驚いたことにコップに半分以下、50mLほどしか出てきません!
お店の人がケチなのか?と思っていると、「ほんの少しで充分。」と、すかさず言われてしまいました。ノニパワーはそんなにすごいのか?

ということで、今回は出逢いたての『ノニ』について調べてみました。
                                                       
ノニは、タヒチやポリネシアから東南アジアなどの熱帯亜熱帯地域に生息します。
日本では沖縄や小笠原諸島に生息しています。
果実は、じゃがいもくらいの大きさで、表面がゴツゴツしていて、始めのうちは緑色をしています。果実が熟していくにつれ、緑→黄色→乳白色と変化していき、発酵がすすんで行くにつれてどんどん独特の香りを漂わせ始めます。
その匂いはチーズの腐ったような匂いと例えられます。

 沖縄では、琉球王朝の時代からノニを薬や染料として使われていましたが、その2 匂いの強さから果実が食用にもちいられるようになったのは、この数年だそうです。

 ポリネシア諸島の人々から「ハーブの女王」と呼ばれているノニの実。
各種ビタミンやミネラルや必須アミノ酸など非常に多くの栄養素を持ったハーブの一種です。ノニの果実は収穫後3日~1週間ほどで醗酵を始めます。そして、その醗酵果汁には必須アミノ酸、中鎖脂肪酸、ポリフェノール類など現代人に有用成分が多く含まれています。その数140種類とも150種類とも言われています。
その中でも、スコポレチンという成分は、血管を拡張し血圧を低下させる効果があり、脳内では松果腺を刺激することによりメロトニンやセロトニンの分泌を促進し、抑うつ効果や不眠に対する精神的な効果があります。また、抗ヒスタミン剤としての作用もあり、花粉症などのアレルギーに対する効果も期待されています。
その他に、ペクチンという複合多糖類が多く含まれています。ペクチンは腸内で水分を含んで膨らみ、善玉菌を活性化します。その結果、腸内に溜まった宿便の排出を促進します。そのことから、美肌になる、ダイエットに効くなど言われています。

まだまだその他の効果は研究されているようです。

なかなか出会う事は少ないかもしれませんが、見つけたときは是非お試しください。
ちなみに、私が飲んだノニジュースはブルーベリー味だったのでとても飲みやすかったです。

管理栄養士 S.N

|

« 脳ドックの食事について | トップページ | 新しい聴力検査機器が導入される予定です »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 脳ドックの食事について | トップページ | 新しい聴力検査機器が導入される予定です »