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2011年12月 9日 (金)

骨粗鬆症の治療薬について

 突然ですが、あなたの骨は大丈夫ですか?骨粗鬆症とは、体内のカルシウムが不足Photo_6 して骨がスカスカになり、もろく折れやすくなる病気です。閉経後、とくに高齢の女性に多くおこります。また、日頃の食生活・生活習慣も少なからず関係しています。骨粗鬆症になると、背中や腰が曲がったり、痛くなったり、ちょっと転んだり咳をしただけで骨折したりします。

 今回は、骨粗鬆症の治療薬についてお話したいと思います。現在、骨粗鬆症の治療に使われるお薬としては、骨が削られるのを抑える骨吸収抑制薬と、骨を作るように促す骨形成促進薬との2種類があります。骨吸収抑制薬としてはビスフォスフォネート剤、選択的エストロゲン受容体修飾薬、カルシトニンなどがあります。詳しくは以下をご参照下さい。いくつか組み合わせて処方されることもあります。

Photo *カルシウム:食事で足りないカルシウムを補給します。

*カルシトニン:骨からカルシウムが溶け出すのを抑えたり、痛みを抑える働きがあります。

*ビスフォスフォネート:骨からカルシウムが溶け出すのを抑えます。

*選択的エストロゲン受容体修飾薬(SERM):女性ホルモン様の薬剤で骨からカルシウムが溶け出すのを抑えます。

*エストロゲン:女性ホルモンの1つで、骨からカルシウムが溶け出すのを抑えたり、骨を作る働きがあります。

*活性型ビタミンD3:腸からカルシウムが吸収されるのを助けたり、骨の形成を助けます。

*ビタミンK2:骨の形成を助けます。

*イプリフラボン:骨からカルシウムが溶け出すのを抑えます。

*蛋白同化ステロイド:筋肉を作るホルモンの1つで、骨を作ったり、カルシウムの吸収を増やしたりします。

*テリパラチド(PTH):骨の形成を促進します。

毎日服用するもの、1週間に1回服用もしくは注射するもの、1か月に1回のものなど用法用量は様々です。医師の指示に従って、間違いのないようにしましょう。

薬剤師M

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