栄養科通信vol.81「レモンの塩漬けを試作中」
最近書店でふと目に入った『レモン塩』。
レモンの塩漬けのことだそうです。
なんでも、食材の臭みを取り除き料理にコクと風味が加わる、と最近注目を集めているとか…北アフリカのモロッコでは調味料としておなじみなのだそう。
漬かったレモンは皮付きのまま調味料として使えます。料理に合わせて、そのままでも、みじん切りでも、と料理の幅が広がりそうです。漬け汁も同様、調味料になります。
レモンの酸味と香りがアクセントになって減塩にも一役かってくれますし、食欲の落ちやすい夏に嬉しい調味料となりそうです。
「これは試してみるしかない!」と、早速レモンを買いに行きました。皮ごと漬けるので国産レモンを選びます。本に記載されている塩の分量は梅干し以上!かなり多く感じたので、いろいろ調べてみた結果、レモンの重量の10%で試してみました。
■材料
レモン(国産) 3個(300g)
粗塩 30g
10%食塩水 適量
■作り方
1.レモンを洗って水気を拭き、両端を切り落とし8等分のくし形に切る。
2.殺菌した瓶に1と塩を入れて冷蔵庫で保管し、1~2日に1度瓶を振って混ぜる。
(写真はこの段階です。)
3.3日程経ってから、沸騰させ粗熱をとった10%の食塩水をレモンが浸かる程度追加。
4.完成までの約1か月、毎日瓶を振る。
酸味や塩分が落ち着き、まろやかになるまで1ヶ月以上置く、との事なので実際使えるのはまだまだ先…出来上がったらスープに、サラダに、肉料理に、魚料理に!
いろいろ試して良い報告が出来るよう瓶を振り続けたいと思います。
栄養科 管理栄養士 塩っぺ
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