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2015年2月 2日 (月)

足裏を正せば 歩行も変わる

 もうすぐ節分。しかし、寒さはこれからが本番!!感染症に負けないように頑張りましょう。

 先日、倉敷総合ケアセンターで開催された「第10回 おかやま 足を守る会」の研修会に参加してきました。「足を守る会」は、糖尿病,動脈硬化などの病気や高齢化により「歩く」事が困難になった方々の援助ができるように、知識と治療・その啓発・普及を目指して活動されているそうです。
今回の研修では、①靴の選び方②フットケアの重要性と方法③栄養の重要性④糖尿病と骨粗鬆症の関係などリハビリの仕事に役立てられるお話も多く、「アッ」という間に時間が過ぎてしまいました。
講義の後は、「足裏を正せば 歩行も変わる」というテーマで新居隆司先生(Jサーキット株式会社)によるLov-a-Ballを使った足裏ストレッチのデモンストレーションでした。ジェル状の液体が入った小さなゴムボールを使用して、筋肉をストレッチする方法で歩行改善を紹介して下さいました。皆さん体感してみて、その即効性に驚いておられました。足裏だけでなく肩こり,腰痛にも良いストレッチ方法を紹介した本を出されているようなので、興味のある方は参考にしてみてください。(宝島社 「3分間 コリトルボール」)

 私も地域の高齢者の方に転倒を予防するポイントの1つとして足裏と足指のマッサージ・運動を進めています。こちらも、短期間で効果が実感できますので、ぜひ試してみてください。

 まずは、靴下を脱いで足のチェックをしてみましょう!!
爪はどうですか?? 曲がって生えたり、巻爪、肥厚などのトラブルはありませんか?
皮膚の色はどうですか?? 全体が冷たく青くなっていたり、部分的に赤くなっていませんか?
浮腫みはどうですか?? 指で押さえても、すぐに跡が消えますか?
足の指はどうですか?? 変形していたり、硬く開きにくくなっていませんか?

普段あまり関心のないところだとは思いますが、お顔と同じようにちゃんと観察してケアしてあげてくださいね。上記のことが気になる方は、フットケア外来での治療・ケアも受けられますので、外来受付でご相談ください。

足の指が動きにくくなると、バランスが悪くなって転倒しやすくなります。若い方でも意外に硬くなっている方もられるので、Let’s チャレンジ!!
椅子に座って、反対の膝に足を乗せて運動すると、股関節のストレッチにもなってより効果的ですが、無理のない姿勢で行って下さい。
①足の裏を摩って、軽く揉んでやる
②足の指を一本ずつ、ストレッチ(写真1) ⇒ 反らしたり足裏側へ倒したりを各5回ずつ
③ストレッチの後は、足指の間に手指を挟んでストレッチ(写真2) ⇒ 反らしたり足裏側へ倒したりを各5回ずつ行った後は、そのまま足首をグルグル回す
④足指が柔らかくなったら、丸めた新聞紙を足で延ばしたり、タオルを握る様に指を動かす

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 65歳を過ぎると日常生活での転倒を経験する方が増えると言われていますが、特に75歳以上になると急増するそうです。女性は骨粗鬆症などにより転倒して骨折に至るケースも多く、その6割が家庭内で受傷しているというデータもあります。このうちの約2割がバランス障害によるものとされています。このように、歩行能力の維持,転倒予防に「足裏」はとても重要なカギを握っているのです。
Image006  さらに健康な筋肉や骨を作るためには、「栄養」も重要となります。
骨の主成分である「カルシウム」をいくら摂取しても、吸収する能力が不十分な場合もありますし、自分に合った栄養指導を受けてみるのも良いでしょう。
また、骨密度「骨量」と「骨質」の両方が重要とされています。一般的には骨粗鬆症になると骨が「軽石」のようになってしまうとされています。しかし、一見「密度」が良いように見えても「骨量」が少なく、骨折しやすい場合もあるそうです。倉敷平成病院では、世界で最も信頼されている米国ホジック社の骨密度測定装置「ディスカバリー」により、高精度かつ安全な検査が可能です。着衣のまま腰,足の付け根,腕などの計測を5分ほどで検査でき、痛みも伴いませんので安心ですよ。
Image008 骨を太くするためには日光により皮膚でのビタミンD生成が必要ですし、強くするためには運動が必要だとされていますので、晴れた日のウォーキングは運動習慣の第一歩には最適です。「足裏を正せば 歩行も変わる」まずは、足裏のケアから始めてみてくださいね。

 

倉敷老健 リハビリ D

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