平常心是道
12月となり、日に日に寒さが増す季節となりました。
関東ではすでに、インフルエンザ流行の兆しがあるようですが、インフルエンザの予防には手洗い、うがいが有効です。
何かと忙しいこの時期ですから、体調管理には十分気を付けたいですね。
皆さんご承知の通り、12月は「師走」と言います。
「師走」の語源には、諸説様々ありますが、普段比較的落ち着いた状況にある師(教師・お坊さん)も走ってしまうくらい慌ただしい時期であるということを聞いたことがあります。
年度末を迎え、あれやこれやと年内に片付けたいこともあり、状況もそうですが、気持ちもせわしくなります。
気持ちが安定していないと、するべきことを忘れてしまったり、ミスにも繋がるので、私は「平常心」でいることを心がけています。
座禅の世界には「平常心是道」(びょうじょうしんこれどう)という言葉があります。これは、普段通りの心でいることが道であり、すなわち悟りであるという意味です。
過去は過ぎ去ってしまって、今さらどうすることもできないですし、未来はまだやってきてないですから手のつけようもありません。
私たちには、いつも「その瞬間」しかないのです。
忙しい時だからこそ、ひとつひとつのことに心を配り、大切に一生懸命することを心がけたいですね。
当たり前のことである、手洗い・うがいもしっかり行い、万全な体調で忙しいこの時期を乗り切り、よい年を迎えられるように頑張りましょう。
人事の漢
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