大森安恵先生をお迎えして「糖尿病と妊娠の講演会」開催のご報告
12月5日(土)14時~16時で糖尿病の権威 大森安恵先生を講師にお迎えし、くらしき健康福祉プラザ5階プラザホールにて「糖尿病と妊娠の講演会」が開催されました(倉敷市連合医師会と日本イーライリリー(株)の共催。岡山県医師会生涯教育講座3単位)
開会の辞は当院倉敷生活習慣病センター診療部長の青山雅先生がつとめました。大森先生は青山先生の東京女子医大学生時代の臨床実習担当教官で、青山先生は、そのことを非常に光栄に思っていることや、女医としての生き方を示してくれるお手本として、大森先生を尊敬している様子が伝わってくる挨拶でした。
また、座長は当院総合美容センター長の吉岡保先生がつとめました。吉岡センター長は大森先生と学会で議論されたことがあるとのことです。
演題は「糖尿病合併妊娠と妊娠糖尿病の違い」で、縁がないし難しいのかなぁと思いながら参加しましたが、藤原道長など歴史上の人物が糖尿病であったこと、「しゃぼん玉とんだ~」の歌の本当の意味など興味深い話が盛り込まれていました。
また、血糖値を正常化することの大切さ、ヘモグロビンA1Cの数値についてなど具体的な内容もお話くださいました。「糖尿病を持っていても、血糖値をうまくコントロールして正常を保てば、死産をすることは少なくなる。しかし、奇形児に関しては発生率がかわらないので計画出産が大切」といわれていました。
そして、妊娠糖尿病については、各学会で合意を得た後、共通定義での診断基準を用いて確実に診断し、国民の健康に寄与することが今後の課題であるとご指摘下さいました。
こういった会に参加することは少ないのですが、大変興味深く拝聴することができました。後で知ったのですが、大森先生は、平成20年、糖尿病のノーベル賞といわれている米国サンサム科学賞を世界で6番目、女性として世界初、日本人として初めて受賞されたそうです。またニューヨーク国連本部でも講演をされたことがあるということです。そんな著名な先生の講演を倉敷で拝聴できたとは大変ラッキーだったなと思っております。
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