2009年11月30日 (月)

橋本治さんの「巡礼」を読みました。

091130 1ヶ月ほど前に読み終えた橋本治さんの「巡礼」を読み終えたばかりでした。そんな折、つい先日NHKの特集で、「ゴミ屋敷」を取り上げていました。以前はワイドショーなどで、町内のちょっと風変わりな人という捉え方で、家のまわりに無秩序の放り出されたゴミの中で生活をしていた状況をレポーターが、「困りますねえ」などと報道されていました。今回の番組の中では、「ゴミ屋敷」が大変増えている現状や、中でも従来と違い、一見全くゴミなどないように見えて、アパートの扉を開けたところは別世界のゴミだらけという「かくれゴミ屋敷」というパターンの実態紹介です。現状では「かくれゴミ屋敷」の著明な増加があるようです。ここで問題になるのが、ゴミは個人の所有財産として認められるのかということでした。
なぜそうなってしまったのかという理由については、人それぞれですが、例えば・・・


☆ 仕事が忙しくて、家には寝るだけに帰ってくるので、ゴミのことを考える余裕がない
☆ 同居していた兄が亡くなり、ひとり暮らしになってなんとなく
☆ いつか役にたつと思い
☆ 高齢になり、一部屋しか使わなくなり、他の部屋はゴミを置いても問題がない
☆ 自宅ではPCの前しか座らないので、ゴミだらけでも気にならない
☆ 買い物症候群になり、必要のないものまで買い込みそのまま放置
☆ 彼氏もいないし、だれも家には来ないので問題ない ・・・などなど。

私が番組を見ていて思ったのは、ゴミにもいろんな種類があるということでした。独身単身者の映像は、食用品の残骸や弁当パックやコンビにのビニール袋などのこまごましたゴミ。PCの前にしか座らない女性の映像は、こまごましたものプラス衣類が散乱堆積。ゴミを集めてくる人の映像は、バケツや自転車やダンボールなどの日用品が多いようでした。そこで、繁盛しているのがゴミ屋敷かたずけ業者。大変依頼が多いようで、ひっきりなしに依頼があるとか。しかしゴミといっても半端な量でない。4トントラックに4~5台というのは普通で、16台のケースもあったとか・・・やはり尋常ではない。なぜ依頼したかというと、転勤等でそのアパートを引っ越すという状況が発生した時に、自分ひとりではどうしようもなくということでした。どの映像も、「えっ?!」と見入ってしまうほど、部屋の中はゴミがうずたかく積まれていて、そこへ毎日帰ってくるという感覚はなんだろうと思いました。
「巡礼」の忠一は、戦後の日本で生真面目に、ただ黙々と生きていた人なのに、なぜか「ゴミ屋敷」で暮らしていました。忠一が最後にすがった「ゴミ」とは一体なんなのだろう・・・と、読み終わった後もずっと考えました。忠一の生まれ育った環境、父、母、兄弟、勤務環境、結婚、子ども、そして加齢・・・忠一の内面を探るには、ゴミから入っていっても理解できないのだなあとも思いました。さらに、タイトルが「巡礼」となっているのはなぜだろうとずっと考えながら読んでいましたが、すっきりと読み終えることができました。
はっきりとした「ゴミ屋敷」の原因はわかりませんが、心の中の孤独感は危険因子だと感じましたし、私自身もあと10年先には「ゴミ屋敷」で寝起きしているかも知らないと思いました。
「巡礼」、面白かったですよ。いつでもお貸しします。声を掛けてください。

                           

 倉敷老健  山田奈々子

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2009年11月 2日 (月)

結婚という、人生の大きなイベント

さて、少し前にしょうもない個人的な結婚にまつわるエピソードを書きこんだことがあ091102 りましたが、「それから・・・?」と続きを聞かれたり、「出会いは・・・?」などと質問されることがありました。やはり結婚というのは、人生の中で大きなイベントです。実はこれは、今も昔も変わらないようです。それもそうですよね。まったく違った環境で生まれ育った男と女が、一生連れ添うのですから、確かに大きな出来事です。いくら好きだからといっても、長い人生の中ではいくらでも番狂わせが待っているものです。
倉敷老健に入所されていらっしゃる人生の大先輩方も、この
「結婚」というテーマになると語りつくせないものがあり、長い長い秘話を皆さんお持ちです。ですが、それは忘れられない過去の輝かしい光景です。昨日食べた昼の献立は思い出せなくても、60年前のお見合いの第一印象や結婚式の白無垢の透かし模様や新婚旅行の情景は、絶対に忘れないようですお見合いも多くの方は、1回会っただけで勝手の話がすすみ、ほとんど顔も分からずに結婚式を迎えたよう。でも、「なんとかなるもんよ。」お嫁入りも、馬に乗ってとか、船に乗ってとか、歩いてとか、ハイヤーでとか・・・様々です。でも、昔の女は辛抱強い。結婚生活になると、*酒*浮気*借金*この話題が必ずと言っていいほど出てきます。もう他界された明治生まれの方は、お金持ちの家へ嫁いだのですが、毎晩おめかけさんと一緒に帰宅するそうで、そのおめかけさんに「ご苦労様でした。」というのが日課だったけど、「本当にくやしかった。」と何十年も前のことを涙を浮かべて、話していました。でも、その話の後にはご主人はお金では困らないようにしてくれたとか、お手伝いさんがいたので料理をしたことがないとか・・・うれしい思い出も話していました。まあ、浮気は困りますね、時代がちがいますが。
ここ3カ月ほどのうちに、結婚式に参列する機会が多くありました。若い夫婦が仲睦まじく並んでいる姿は、怖いものなしというオーラを感じますが、きっとこの先、この人でよかったのかしら?なんて考えることもあるでしょう。それが普通です。(わたしもあります。)いつも思うのですが、では、その答えはいつ出るのだろうと。主人とその話をしたときの答えは、きっと自分が死ぬ間際だね、という結論になりました。ただ、死ぬ間際にそのような結論が必要なのかしら、とも思いますが。
そのためにも、私は是非、夫婦だけで写真を撮る機会をどんどん増やしていってほしいなあと思います。私の場合は、年に1~2回。実は年賀状のために、撮影しに外出をします。写真を見るのは楽しいですよね。会話も膨らむはずです。

                          

倉敷老健  山田奈々子

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2009年10月 3日 (土)

平成21年度倉敷老健秋祭り開催のご報告

0910032   先日、9月25日(金)に倉敷老健の秋祭りが盛大に開催されました。

今年は新型インフルエンザの影響があれば、開催も難しいかもしれないと覚悟はしていましたが、本当に良かったです。外部からの学生ボランティアの皆さんや、倉敷平成病院や倉敷在宅総合ケアセンターやドリームガーデン倉敷やローズガーデン倉敷などの職員の皆さんや、取引をしている業者の皆さんや、ご家族の皆さん・・・など、本当に多くの方々に協力をしていただきました。

入所の皆さんも楽しみにしていましたが、何を隠そう老健職員も大変楽しみにしています。

0910031 いつもは口数が少なくて寡黙な方が、ビールを片手にニンマリしていたり、職の細い方がおでんをもくもく召し上がっていたり、真剣に射的をしたり・・・。本当に楽しいですねえ。

この春入職したばかりの新人職員は、フラダンスやよさこい踊りを披露してくれました。なれない業務以外にも仲間で協力をして、踊りの稽古をしたことはつらい時もあったでしょう。面倒だと思ったこともあるでしょう。結果、みんなとても立派でした。入所の皆さんもしっかり見ていらっしゃいました。

なんといっても、メインイベントの先輩職員の出し物は、見ていても安心感があり十二分に楽しめるものでした。さすがです。0910033_2

この秋祭りが開催されたことで、私たち職員は多くのエネルギーをもらい、次のステップに踏み出すことができます。

ご協力本当にありがとうございました。

倉敷老健  山田奈々子

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2009年9月 1日 (火)

『収穫の秋』です。季節の調理を楽しみましょう!

さて、季節は『収穫の秋』となりおいしいものがたくさんでます。0909013
食事というのは、長い人生の中で楽しみでもあるけれど、自立するための基本的な項目の一つです。近頃は、保育園や幼稚園、小学校でも食育と称して、食生活の教育を強化しているようです。厚生労働省は指導内容として、1日30品目の摂取といっていますが、なかなか大変なことです。
 私自身、実は全くの一人暮しをした事がありません。8月中に自宅で全くの一人で、4日間を過ごす経験がありました。その中で、いつもと違っていたのが食事でした。自分だけのために準備する食事・・・なんだか面倒でした。私は高校生の頃から、台所に立っていましたので、料理そのものはやって当たり前という感覚です。ところが、全くの一人になってみると、たった4日間なのに台所にたつのがおっくうになりました。私って、こんなに怠け者?・・・と思いました。普段の弁当つくりや食事つくりは、家族があってこそ成り立っていたわけです。
 在宅にいらっしゃる活気のない独居高齢者が、老健などの施設で入所生活を送り、食生活の確立することで元気を取り戻すことがあります。活性化の要因に食事はとても大切だと思います。『食生活の確立』とは、本来、畑を作り収穫し、あるいはスーパーマーケットやお店に行って買い物をして、食材を手に入れることから始まります。が、現代は色々な方法で、食事そのものを届けてもらったり、購入することが出来ます。あまり、昔のやり方にこだわらずに、まず3食を形づくることが大切ですし、在宅生活の基本だと思います。
 さて、4日間の一人暮らしで、「面倒くさい」という思いで、めったに買ったことのない、コンビ二のお弁当とカップラーメンを食べてみました。残念ながら、あまり好みの味とはいえず、結局両方とも残してしまい、その後はやっぱり自分の味付けが一0909011番おいしいと思い、一人分を作りました。簡単な煮物や、蒸し物ですけどね。
  単身赴任中でも、魚を焼いたり、炒め物をしたりするお父さん方はえらいと思います。

あまり30品目とかにこだわりすぎずないで、季節の調理を楽しみましょう。

倉敷老健   山田奈々子

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2009年8月 1日 (土)

結婚記念日によせて

 個人的なつまらない思い出ではありますが、27年前の8月1日は現在の夫と二人で倉敷市役所に婚姻届を出しに行った日です。日曜日でした。夫も私も若かった。私は、前日の夜に生まれて初めて倉敷を訪れたのですが、何も不安はありませんでした。唯一の不安といえば、倉敷住民の話す言葉が理解できずに怖かったことで、さらには青森県のど田舎から出てきたばかりの私の言葉も通じてないのではないか・・・ということでした。それでも、夫には十分通じていましたし、二人でいるのは楽しかった。

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Hikouki011  7月31日の夜、弘前の自宅から父と母が車で青森空港まで送ってくれ、飛行機に乗るまでいつまでも手を振ってくれていたのを、今でもはっきり覚えています。伊丹空港からは、バスと新幹線。見知らぬ 倉敷までは長い長い道のりでした。倉敷駅南口は、昔7番までバス停があり、私たちは7番のバス停に18:00に待ち合わせをしていました。5分待ちました。10分待ちました。15分。30分。1時間待ったところで、私はぷっつり切れました。・・・だまされた・・・と思いました。目の前が真っ暗になりましたが、今夜は大阪まで戻り、落ち着いてから今後のことを考えようと思いました。と、立ち上がった瞬間に「おーい、おーい。」と呼ぶ声がします。夫は私の姿が見える場所でパチンコをしていたとのこと。フィーバーしてなかなか来れなかったという言い訳をしていましたが、いまだに許せない一件です

 食事をしたあと、バスで社宅に向かいました。正直なところ、最初に社宅を見たときはめまいがするほどがっかりしました。きたない。せまい。暑い。もちろんお風呂はありません(会社の人、ごめんなさい)。私の中では、夫が全部準備してくれてるはずでした。あったのは、ガス台と電灯だけ。ふとんなし、冷蔵庫なし、テレビなし、クーラーなし、食器なし。あきれて、腹も立ちませんでした。その後も私たちは、結婚式というものをしませんでした。お互いの両親はいろいろと意見を言ってくれ、さらにAi021は式のための費用も頂いていましたが、二人で式をするための努力と調整をしませんでした。それぞれの両親の意見も大きく食い違っており、かなりの調整が必要な状況でした。結局、私たちのわがままで、式も挙げずになんと新車を買ってしまいました。もちろん、式のための費用で・・・。さすがに購入の時は迷いがありましたが、今しかないという思いもありました。車の件は、しばらくはそれぞれの両親には言えませんでした。 こんなパッとしないエピソードを、なぜか何年経っても忘れずに鮮明に覚えています。なぜ忘れないんだろう、と思います。早いものであれから27年経ってしまいました。

Sc_e1  ところで、先日上京したとき、長男に会ったのですが、彼はガールフレンドを連れてきました。東京でつれあいも一緒に4人で昼食を摂りました。正直なところ、あまりうきうきした気分にはなれず、食事も高級中華料理店に入ったのですが味を十分には楽しめませんでした。どちらかというと、いらいらした気分。なぜだろう・・・と考えました。私は大好きな長男に会って、長男と話がしたかった・・・でも、目の前で彼女は長男をずっと見てることや、長男は私ではなく、その彼女に気を使っている・・・その状況は、私にとってストレスだったわけです。あの何十年も前に、空港で父がいつまでも手を振っていた父の気持ちがわかるような気がします。もう長男をいつまでも「自分の子どもだ」と思うのはやめようと思いました。彼にも思い出深い楽しい人生を歩んでほしいと、素直に考えないと。
夫には、感謝しています。倉敷に来て始まった結婚生活が、何とか続いていることに・・・。これからもよろしく。

                            倉敷老健  山田奈々子

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2009年7月 2日 (木)

平成21年度第一回倉敷老健家族支援会開催のご報告

6月20日(土)10時~11時で、倉敷老健にて「第一回家族支援会」を開催しました。0907022

内容は、認知症勉強会、健康体操、個別相談と懇談の三部構成で行いました。

今回のテーマは、認知症の周辺症状の一つである妄想です。症状の特徴やその背景、具体的な対応方法について、資料を作成し、事例をあげ説明しました。老健ご入所中のご家族の方など10名の方が参加され、終了後のアンケートでは、内容や時間について皆さん「ちょうど良い」と回答されました。

0907023 私自身、この会を開催して良かったことは、普段なかなか聞くことができない御家族の想いを聞く事ができたことと、症状について分かりやすく伝えることや、間違って伝わらないようにと試行錯誤することで、私自身も症状に対する理解が深まったことです。反省点は、分かりにくい点はないかなど、確認しながら進めればよかったということです。今後、工夫して意見や質問が出やすいような雰囲気も作っていけたらと思います。0907021

この会を通して、ご家族のお役に少しでも立てれば光栄です。また、認知症の方が、自分らしく生活を続けていくことの支援につなげていきたいと思います。

第二回家族支援会は9月19日(土)に「徘徊」をテーマに開催を予定しています。気楽な会で、ご忌憚無くおしゃべりできる雰囲気だと思います。興味のある方は、是非「老健事務所」までご一報下さい。

★電話 086-427-1111(代)★

倉敷老健 リハビリテーション部 作業療法士 久保田

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2009年6月 1日 (月)

『倉敷老健  家族支援会』開催のお知らせ

090601_4 5月は豚インフルエンザの発症に伴い、気分のすっきりと晴れない毎日でした。目に見 えないウィルスの恐怖はとても大きいと実感した出来事でしたが、まだまだ続きます。

一旦は梅雨の湿気と夏の気温上昇で、落ち着くかもしれませんが、秋口から冬にかけては正しい知識に伴った落ち着いた適切な対応が必要です。多くの高齢者が生活をしている施設は、特に今のうちにアンテナをしっかり張り巡らせ、正しい情報のもとで、安全で安楽な生活の確保を目指していきたいと思います。

さて、今年は家族支援会として4回の計画をしていますので、お知らせいたします

今年のテーマは認知症の周辺症状」です。これは、短期記憶障害の「忘れる」という主たる共通の症状のほかに、例えば「興奮」「物取られ妄想」「徘徊」「幻覚」「昼夜逆転」などがあり、これを周辺症状といいます。特に介護するにあたって厄介なのが、この周辺症状なのです。しかも人により症状の出方も色々です。

認知症専門棟を持つ倉敷老健では、実際にどのように生活しケ0906011アを進めていくのかという内容にしようと思っています。が、あまり堅苦しいお話ではなく、何でも聞きたいことが聞ける時間にしたいと考えていますので、ご都合の付く方はどうぞ。だれでも参加ができますので、倉敷老 健事務所にお尋ねください。

倉敷老健 山田奈々子

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2009年5月21日 (木)

倉敷老健 ご入所の田中久のさま☆100歳おめでとうございます!!

倉敷老健ご入所中の 田中久のさまが100歳のお誕生日を迎えられました。おめでとうございます!

090521
 100歳のお誕生日を迎えられたこの日、ご家族や倉敷市や社会福祉協議会の方々がお祝いにみえられました。
 この様子が本日(5月21日)の山陽新聞倉敷市民版に掲載されましたのでご紹介いたします。

これからもどうぞお元気でお過ごしください。

秘書室 いそ

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2009年5月 1日 (金)

社会人として

 新入職員の皆さんが社会人になって、早いもので、1ヶ月が経ちました。今が一番苦しい時かもしれません。中途半端に物品の場所が分かり、中途半端に業務の流れが分かり、中途半端に患者さんや利用者さんの顔が分かり、中途半端に職員の場所が090501 分かる時・・・。先輩もみんな通ってきた道です。あなた方に出来ないことはない。しかしながら、春という時期は大変変化の多い時期で、当然、心の浮き沈みもあるのです。楽しい時には大声で笑い合える仲間を作り、つらい時にはつらいと涙を流せる仲間を作って、是非心の叫びを閉じ込めないで欲しいと思います。
 私の携帯電話に毎日のように連絡をくれて、業務についている新入職員の方もいます。私は大変うれしく思っています。毎日、なんとなく不安で電話をくれるのだと思いますが、「待ってるよ。」といって、電話を切ると、ちゃんと職場に来ています。なかなか上手くいくことばかりではないですが、先輩にしがみついて何度でも質問をして、一日一日を過ごしてみて下さい。一年後の皆さんは、大きな全仁会の柱になっていることでしょう。また、ある新入職員は自転車での通勤途中で、中学生の自転車事故に遭遇し(自損事故)、何かしてあげなくちゃと思ったけど、どうしていいか分からずに、私に電話をしてくれた方もいます。たまたまその近くを車で走っていたので、その中学生のお母さんに連絡をして、主治医のいる病院に送り届けたこともありました。社会人として、立派ですよね。
 何気ない不満やちょっと引っかかっている不安・・・いつでも聞きますよ・・・

                              

倉敷老健 山田奈々子

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2009年4月 1日 (水)

祝!新入職員入職!!

時間がたつのは早いですね。お正月を迎えたかと思っていたら、すっかり桜の季節になってしまいました。準備をしてきた入職前研修は、3月24日から27日まで無事に終了し、本日めでたく辞令交付式を迎えました。
 新入職員の皆さん、おめでとう!
とはいっても、初めての社会人生活、初めてのひとり暮らし、初めての仕事場・・・・・。不安で胸ははちきれそうだと思います。3月24日の朝、私は皆さんの緊張しきった顔を見ながらオリエンテーションを始めました。私自身も緊張しますが、1年後はどんなに成長するのかと思うと大変楽しみでもあり、やりがいも感じます。私はこの入職前研修の中で、主に次の三つのことを強調して進めています。
 一つは、新入職員に入職する意義を理解してもらうことです。新人の皆さんは、自分が入ることで業務を遅らせたり、失敗して迷惑をかけたりするのでないかとびくびくしていますが、失敗を恐れないでほしいということです。失敗しないで成長する人は、きっといないはず。私もひどい失敗をたくさんして、大いに勉強させてもらったことを講義の中で話しました。失敗したあとが問題です。同じ失敗をしないように努力すればいいわけです。新人さんを迎える職場では、どんな人が来るかしら、どんな風に教えてあげたらいいかしら、うまく教えられるかしら・・・どきどきしているのは一緒です。でも、みんな楽しみにしながら、できるだけ早く職場に慣れてもらえるように、さらに勉強をしたり、準備を進めています。新しい風を思う存分に吹かせてください。職場は活性化します。それは新入職員のパワーです。
 もう一つは、仲間をたくさん作ることです。全仁会の入職前研修は職種に関係なく、全員が受けるので看護師、介護福祉士、OT、PT、ST、事務、MSW、などさまざまです。たくさんの顔見知りを作り、ちょっとした疑問を聞けたり、ちょっとした悩みを打ち明けたり、ちょっとした手助けをしてもらえるネットワークを大切にしてほしいと思います。悩んでるのは自分だけではない、失敗しているのは自分だけではない、みんなで前進しているという実感をつかんでほしいと思います。
 さらにもう一つは、医療に携わるプロフェショナルになるために、やはり自己学習をすることです。その方法は人それぞれですが、目標を立てて続けて学習してほしいと強く思っています。学生時代のテキストを読み返してもいいし、職場で購読している月刊誌を毎月読んでもいいし、マニュアルを徹底的に読みこなしてもいいし、自分で関心のある本を読んでもいいと思います。特に医療界は日進月歩で変化をしていく業界です。この目標を立てて進む人と何もしない人の、一年後の差は大きなものでしょう。
 フレーフレー新入職員 !!!

倉敷老健 看護部長(全仁会 新入職員教育担当)  山田奈々子
   

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