結婚という、人生の大きなイベント
さて、少し前にしょうもない個人的な結婚にまつわるエピソードを書きこんだことがあ
りましたが、「それから・・・?」と続きを聞かれたり、「出会いは・・・?」などと質問されることがありました。やはり結婚というのは、人生の中で大きなイベントです。実はこれは、今も昔も変わらないようです。それもそうですよね。まったく違った環境で生まれ育った男と女が、一生連れ添うのですから、確かに大きな出来事です。いくら好きだからといっても、長い人生の中ではいくらでも番狂わせが待っているものです。
倉敷老健に入所されていらっしゃる人生の大先輩方も、この「結婚」というテーマになると語りつくせないものがあり、長い長い秘話を皆さんお持ちです。ですが、それは忘れられない過去の輝かしい光景です。昨日食べた昼の献立は思い出せなくても、60年前のお見合いの第一印象や結婚式の白無垢の透かし模様や新婚旅行の情景は、絶対に忘れないようです。お見合いも多くの方は、1回会っただけで勝手の話がすすみ、ほとんど顔も分からずに結婚式を迎えたよう。でも、「なんとかなるもんよ。」お嫁入りも、馬に乗ってとか、船に乗ってとか、歩いてとか、ハイヤーでとか・・・様々です。でも、昔の女は辛抱強い。結婚生活になると、*酒*浮気*借金*この話題が必ずと言っていいほど出てきます。もう他界された明治生まれの方は、お金持ちの家へ嫁いだのですが、毎晩おめかけさんと一緒に帰宅するそうで、そのおめかけさんに「ご苦労様でした。」というのが日課だったけど、「本当にくやしかった。」と何十年も前のことを涙を浮かべて、話していました。でも、その話の後にはご主人はお金では困らないようにしてくれたとか、お手伝いさんがいたので料理をしたことがないとか・・・うれしい思い出も話していました。まあ、浮気は困りますね、時代がちがいますが。
ここ3カ月ほどのうちに、結婚式に参列する機会が多くありました。若い夫婦が仲睦まじく並んでいる姿は、怖いものなしというオーラを感じますが、きっとこの先、この人でよかったのかしら?なんて考えることもあるでしょう。それが普通です。(わたしもあります。)いつも思うのですが、では、その答えはいつ出るのだろうと。主人とその話をしたときの答えは、きっと自分が死ぬ間際だね、という結論になりました。ただ、死ぬ間際にそのような結論が必要なのかしら、とも思いますが。
そのためにも、私は是非、夫婦だけで写真を撮る機会をどんどん増やしていってほしいなあと思います。私の場合は、年に1~2回。実は年賀状のために、撮影しに外出をします。写真を見るのは楽しいですよね。会話も膨らむはずです。
倉敷老健 山田奈々子



























































































最近のコメント