2015年1月22日 (木)

『高額療養費制度が平成27年1月から一部変更になりました』

医療機関で支払う高額療養費の自己負担限度額について、平成27年1月より、70 歳未満の所得区分がこれまでの3 区分から5 区分に細分化されます。これは、負担能力に応じた負担を求める観点から、と説明されています。
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻されるという制度です。

今回の改正によって、医療費の負担が増える人と減る人がいます。
簡単にまとめると今回の改正によって負担が変わる人は以下のようになります。

70歳未満の人で
・年収約770万以上(標準報酬月額53万円以上)の人は自己負担額が増える。

・年収約370万円未満(標準報酬月額26万円未満)の人は負担が減る。

このように年収が約370万円未満の方は負担が減るので良いのですが、逆に現在上位所得者に当たる年収約770万以上の人は負担が増えることになりました。0122
ただし、差額ベッド代、食事代、保険外の負担分は対象とはならない。70歳以上の方の負担に変更はない。という点には注意が必要です。

70歳未満の方が入院や外来で診療を受ける場合に、『限度額適用認定証』を事前に手続し、保険証と併せて医療機関窓口に提示すると、入院時等の1ヶ月(1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。手術や入院治療が必要な方は、ぜひこの『限度額適用認定証』の申請をお勧めします。

P.N 蒼いザリガニ

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2014年12月18日 (木)

爆弾低気圧

この冬一番の寒さが到来し、倉敷は雪まではなかったものの冷たい風が吹き抜けました。インフルエンザも流行りつつあり、体調には注意が必要です。Yuki

このたびの爆弾低気圧は雪国では吹雪をもたらし、被害もあったようです。爆弾低気圧の“爆弾”という表現を最初に聞いた時は違和感がありました。しかし、このたびのような気象においては “爆弾”という表現が「なんだか大変そうなことが起こりそう」という注意喚起につながっていると思いました。
言葉の表現は同じ言葉を使っても、使い方によっては相手を傷つけたり、逆にいい効果をもたらしたりすることもあると考えます。相手の立場に立った言葉の表現ができるように、自分の言葉が“爆弾”にならないように気をつけていこうと思います。

M太郎

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2014年11月18日 (火)

思いを傾聴する

11月も中旬に入り、寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。20141118
先日、ある雑誌に載っていた認知症患者さんの手記を読ませて頂きました。その手記には、色々なことを忘れてしまうことへの不安、今まで出来ていたことが出来なくなっていく悔しさ、家族に怒られて、居場所がないといと思うことによって感じる孤独、そんな思いが綴られていました。

認知症患者さんは私たちが思う以上に自分の置かれている状況を理解し、不安を感じていることが分かりました。簡単に「徘徊」と言ってしまいますが、その行動にはそれぞれの方の目的があります。
私たちが支援する患者さんの中にも認知症の方はたくさんおられますが、患者さんを支援するために、介護保険サービスや自宅環境を調整していく中で、患者さん本人よりも、どうしてもご家族やケアマネジャーとの関わりが多くなってしまいます。もちろん、ご家族の希望を聞くことや、ケアマネジャーと協力して調整を行うことは必要ですが、それ以上に患者さん本人の思いを聞き、本人の望む生活が出来るよう支援していくことが大切だと感じています。認知症の方が何を感じているのか、どんな生活を望んでいるのか、思いを傾聴していくことの大切さを改めて実感しました。
ソーシャルワーカーとして、患者さんが安心して生活出来るよう支援していくと同時に、患者さんに近い存在でいられるように日々努力していきたいと思います。

医療福祉相談室 T・K

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2014年10月30日 (木)

ご心配事、ご相談ください

早いもので、もうすぐ11月になろうとしています。 気温もぐっと下がり風邪を引きやすい季節になってきました。 Tsj291

倉敷在宅総合ケアセンターのケアマネジャー(以下ケアマネ)のTです。 ケアマネは、毎月担当ご利用者様のお宅を訪問する際に、翌月の予定を確認します。

なので、もう頭の中では年末年始のご利用者様の予定を考える為、1年は早いな~としみ じみ感じています。

先日、ケアマネの更新研修に行ってきました。岡山県のさまざまな地域や事業所から皆さ ん参加されており、なかなかこういう機会は滅多にないので良い情報交換の場となり有意 義な研修でした。

又、私自身初心に振り返ることのできるいい機会となりました。 病気や障害をおっても住み慣れた地域で変わらぬ生活を送りたいという気持ちは皆さんあ ると思います。しかし現実はなかなか厳しいものがあります。

ケアマネの仕事は、ご本人・ご家族の立場にたって地域で希望される生活を送り続ける為 にはどうしたら良いか一緒に考えお手伝いをすることだと思っています。Tsj310

何かご自宅で困られていることがある方はいつでもご相談下さい。 16名のケアマネが笑顔でお待ちしています。

倉敷在宅総合ケアセンター  
電話 086-427-0110                
窓口 8時半~17時15分
(土・日・祝日も営業しています)

ケアマネ T      

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2014年10月17日 (金)

『依存』という言葉にどんなイメージを持ちますか??

 タイトルの言葉は、東京都人権啓発センターに掲載されていた、TOKYO人権 第56号(平成24年11月27日発行)の小児科医で東京大学先端科学技術研究センター特任講師の熊谷晋一郎さんのインタビュー記事からです。
「一般的に『自立』の反対後は、『依存』だと勘違いされていますが、人間は物であったり人であったり、さまざまなものに依存しないと生きていけないんですよ」。とあります。
熊谷さんは脳性まひの障害を持たれており、東日本大震災の際に、職場の5階の研究室から逃げ遅れました。その理由は、エレベーターという逃げるための“依存先”が止まってしまったからと表現されています。他の人は、階段やはしごで逃げることができたが、熊谷さんにはエレベーターしか依存先がなかったということです

 インタビュー記事は、「つまり、“障害者”というのは『依存先が限られてしまっている人たち』のこと。」と続きます。
健常者は何にも頼らずに自立しているのではなく、健常者はさまざまなもの依存できていて、障害者は限られたものにしか依存できていないというのが真実はないかとも言われ、世の中のほとんどのものが健常者向けに作られ、健常者はその便利さに依存していることを忘れているとありました。
このインタビュー記事は、自分自身の考えの幅・視点を広げる一つでした。ご興味があるかたは、全文をお読みください。


 Photo 私の配属されている医療福祉相談室の相談員の相談支援という仕事は、全仁会の医師や多くの職員だけでなく、行政、地域の医療機関、地域包括支援センター、ケアマネジャー、介護事業所などの福祉事業者、地域の方、患者自身・家族など多くの方との連携、制度政策の活用が必須です。そう考えると、私たち相談員の仕事は、多くの人、物、制度政策に“依存”することで成り立っているのではないかと考えました。
 医療福祉分野でよく耳にする“連携”を“依存”と置き換えて、自分自身の仕事について振り返ると、『依存』という言葉の持つイメージの多様さを感じました。

医療福祉相談室 科長 M.M

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2014年9月13日 (土)

ソーシャルワーカーって??

 

皆さんこんにちは。秋風が吹きはじめ、過ごしやすい季節になりました!
今回は医療福祉相談室で働く我々相談員についてご紹介させていただきます。
現在私は、医療ソーシャルワーカーとして、入院中の患者・家族だけでなく、外来通院の方など様々な方の相談にのり、支援する仕事をしています。
現在医療ソーシャルワーカーとして仕事をしておりますが、ソーシャルワーカーって何?? と思われた方も多いのではないでしょうか(>_<)


 Photo ソーシャルワーカー(Social Worker:以下SW)とは、生活する上で悩みや不安のある方々の相談に乗り、ご本人さまと一緒に問題解決をしていく職種です。
SWは現在様々な職場で働いており、名称はその職場によってまちまちです。高齢者施設では生活相談員や支援相談員、障害者施設では生活支援員などなど。
その中で、病院などの医療機関で働くSWを医療ソーシャルワーカーと呼びます。
皆さんが関わっている人たちの中にもSWの方がおられるかもしれませんね(^_^)


 現在、医療福祉相談室には8名の医療ソーシャルワーカーが在籍しています。
お困りのこと、ご不安に思われていること等ありましたら医療福祉相談室にお声掛けください。相談内容はもちろん秘密厳守で対応しております。
皆様に少しでもソーシャルワーカーについて知っていただけたら幸いです。

医療福祉相談室 Y

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2014年8月14日 (木)

夏真っ盛りですね♪

夏の楽しみといえば、花火・海・すいか…などなど、たくさんありますが、私のオススメは、鍾乳洞です!!

岡山県では、井倉洞・満奇洞が有名かと思いますが、その他にもお手軽に入洞できる観光洞・本格的な装備の必要な鍾乳洞など、たくさん存在しています。また、少し足を伸ばせば、山口県の秋芳洞・高知県の龍河洞といった日本3大鍾乳洞も楽しめます。(ちなみに、残り1つは、岩手県の龍泉洞です。)103



夏の暑い日に汗だくになってたどり着いた鍾乳洞のひんやりとした空203気、とてつもなく長い長い時を経て成長した神秘的な鍾乳石、澄みわたる地底湖・・・ほら、地球のロマンを感じませんか?
「鍾乳洞って薄暗くてちょっと怖いな~」というイメージがあるかもしれませんが、ぜひぜひ騙されたと思って行ってみて下さい。きっと楽しめると思います☆

さて、今年で就職して6年目を迎えました。後輩もたくさん増えましたが、まだまだ先輩に助けてもらうことも多い毎日です。頼れる先輩と自分とを比較して落ち込んだりすることもありますが、私は私らしく、鍾乳石のように、ゆっくり・着実に成長できるように頑張ろうと思います。(でも、目指すはハイスピードで成長する石垣島鍾乳洞の鍾乳石です!)


医療福祉相談室 ペーパードライバー

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2014年7月14日 (月)

試験まで3ヶ月!!

入職して6年目になりました。
今年ケアマネジャーになるための試験を受けます!flair

社会人になり机に向かってTest_benkyou_girl 勉強する習慣がなくなっているためか、試験勉強に身が入らず・・。出てくるのは似たような単語ばかりで、「昔はもう少し記憶力良かったのに・・」と四苦八苦している毎日です。cryingpencilsweat01

さて、私が資格取得を目指しているケアマネジャーという仕事を少しご紹介します。
ケアマネジャーとは、介護保険サービスを利用する方などからの相談を受け、その方の希望や心身の状況を考慮して、在宅や施設での適切なサービスが受けられるように計画や調整をしたりする仕事です。

ケアマネジャーさんには病院でも患者さんの入退院の際にとてもお世話になっています。
入院時にはご自宅での様子を教えて下さり、入院中は心身の状況に変化がないか情報収集、退院時には必要なサービス調整と、たくさんの調整をして頂いています。

私も、利用者の方が自宅で安心して生活ができるように提案できるケアマネジャーになれるよう頑張りたいと思います。happy01rockdashupup

そのためには、まず勉強!

MSW A.O.

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2014年6月14日 (土)

記録とは

 

ブログとは、weblogを縮めた略語だそうです。
Logとは「記録」の意味ですので、「インターネット上に残す記録」を指す言葉と考えて間違いはないようです。昨今では、ネット環境さえあれば誰でもブログを作成し、公開することが出来る時代になりました。日々起きたことや、食べたメニュー、感じた感想など、なんでも伝えることが出来るすごいツールです。個人情報等には十分な留意が必要ですが。
140612 記録をきちんと残すことの意味を考えてみました。私たちMSWが日々の経過を残すケース記録。医師が残すカルテ。リハビリスタッフが訓練内容や評価、結果を残すリハビリ記録。看護師がバイタルや観察項目を残す看護記録などなど。病院内は様々な記録にあふれています。すべての記録を、当たり前に、正確に、日々きちんと残すことによって患者さんに安心した医療を提供できるのは当然のことです。
学生が黒板を写すノートも。テレビゲームのセーブデータも。DVDに録画したバラエティ番組も。コンビニのレシートですら「記録」と言えなくはないかもしれません。そう考えると私たちの生活は記録に満ち溢れています。
世界の大きな出来事の記録が歴史になり、語り継がれます。誤った歴史が残らないように、古くから世界各国に「歴史を正しく書き残す役職」の人たちが任命されました。中には賄賂を贈って、自分の評価を良く残してもらった人もいたという「記録」も残っているそうです。
正しい記録を残すことを心がけ、未来の自分たちにつなぐ責任ある行為と認識しながら、記録をつけていきたいと思います。

P.N 蒼いザリガニ

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2014年5月17日 (土)

ドキュメンタリー映画 ジストニア

 みなさん「ジストニア」という言葉は聞いたことがありますか。
私は『聞いたことがあったかもしれない』というくらいで、そのような病気については知りませんでした。
そして、その病気がどんな病気でどんな症状なのか、そんなに気にならなかったので、知ろうとする機会がなかったのかもしれません。ジストニアの症状は、さまざまであり、この病気は比較的まれであるために、正しい診断が下るまでに時間がかかることが多いそうです。

ジストニアとは・・・(映画のパンフレットより)
 身体の筋肉が不随意に収縮を続け、自分の意思通りに動かなくなる神経難病です。症状は人によって異なり、まぶた・声帯・首・手などの局所性、遺伝子異常や薬の副作用などにより体幹や足にも症状が現れる全身性、ピアニストやゴルファー(イップス)など特定の動作をするときに症状が現れる職業性などがあります。
原因は身体の動きをコントロールする脳の大脳基底核に障害が起こり、そのため筋肉に意志を伝える中枢神経機能に異常をきたすもの考えられていますが、よくわかっていません。ジストニア患者は、仕事・日常生活が困難になりますが、対症療法しかなく長期にわたり治療を継続しなくてはなりません。難病ですが、国の特定疾患(難病)に指定されていません。
ドキュメンタリー映画のホームページ
NPO法人 ジストニア友の会

2  1 映画では、ジストニアの症状の『眼瞼痙攣』『書痙』『全身性ジストニア』『痙攣性発声障害』『痙性斜頸』『手腕のジストニア』『遅発性シジストニア』の方が出演し、ご自身が症状に気付いた頃から現在までの気持ちやご自身の症状のことの話をされています。当初は、身体的な不自由さに加え、症状がではじめた時の戸惑いや不安な感情、そして周囲の無理解のためにさらに不自由な生活を強いられていたのだと思います。
脳深部刺激療法(DBS)の手術は局所麻酔での手術で、執刀位の先生と楽しく話しながら手術を受けているシーンがあります。

 

Photo 上映会では、映画に出演され、ご自身の手術映像を公開された佐藤治子さんと監督の川畑友生さんが挨拶をされました。お二人が出会った時期のこと。撮ろうと思ったきっかけ。そして、佐藤さん自身の映画に対する思い、監督の映画に対する思い。ジストニアだけでなく、その他多くの難病があることを知ってもらう機会にもなることを願っているということなど、映画の内容を振り返りながら、時には楽しく話をしていただきました。
また、マザーテレサの言葉の『愛の反対は憎しみではなく無関心』という言葉の紹介があり、本編の内容とともにいろいろ考えさせていただいた上映会でした。そして、いろんな方に観て欲しい映画でした。

 世の中にはまだまだ私たちが知らない病気は当然多くあります。そして、その病気の為に辛い思いをしている方がいます。病気の中には、健康保険が使えず、高額な治療費を払わないといけない方。原因が分からず、難病と言われているが、医療費の支援を受ける事の出来るいわゆる難病指定をされていない方。病気を理解してもらえず、社会から孤立してしまう方。制度にはまらない、いわゆる制度の間(はざま)の為に支援を受けることができない方・・・
病院には、様々な病気・症状で受診や相談に地域で生活されている方が来院されます。その方の症状が(わかれば病名)なになのかだけでなく、どんな症状で、『どのように生活に困っている』のかという部分にも少しでも気づき、少しでも心を寄せることも支援の一つになるではないかと感じました。

 この映画は、いろいろな地域の劇場での公開があります。数は少ないそうです、近くだと6月21日から大阪の『シアターセブン』で上映されます。
劇場だけでなく、私が参加したような上映会も近くで開催されるかしれません。ご興味があれば、上記のドキュメンタリー映画ジストニアのホームページで上映情報をご確認ください。

医療福祉相談室 ペタンクのM

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